気圧が身体に及ぼす影響について解説していきます!!

みなさんこんにちは!

パーソナルジムX(KAKERU)代表の長澤です!

◯記事の著者

長澤翔太

資格:NESTA -PFT,NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト,

一般社団法人 日本ゴルフフィットネス認定トレーナー

実績:2022年神奈川県オープンボディビル選手権8位

― 見えない「空気の重さ」が体調を左右する ―

天気が悪い日や季節の変わり目に「なんとなく体が重い」「頭が痛い」「やる気が出ない」と感じたことはありませんか?
それは“気のせい”ではなく、気圧の変化による身体の反応かもしれません。

気圧とは、空気が持つ重さ(圧力)のこと。私たちは常にこの空気の圧力を受けながら生きています。
この気圧が変化することで、身体の内部でもさまざまな変化が起こり、体調・気分・睡眠・運動パフォーマンスに影響を与えます。

1. 気圧変化が体に与えるメカニズム

気圧が下がると、外から身体にかかる圧力が減少します。
その結果、体内の血管やリンパ管が拡張しやすくなり、血流・神経・内耳のバランスに影響を与えます。
この一連の反応が、頭痛や倦怠感、関節の痛みなどの原因となります。

また、耳の奥にある「内耳」は、気圧の変化を感じ取るセンサーのような器官。
ここが敏感な人ほど、自律神経が影響を受けやすく、気象病(気圧性不調)を感じやすい傾向があります。

2. 気圧が低下したときの身体への影響

■ 頭痛・偏頭痛の悪化

低気圧になると血管が拡張し、周囲の神経を圧迫します。
これにより片頭痛やこめかみの痛みが起こりやすくなります。
特に女性はホルモンバランスの影響も重なり、気圧変化に敏感です。

■ だるさ・眠気・集中力低下

低気圧は交感神経と副交感神経のバランスを乱します。
体がリラックスモードに傾き、眠気や倦怠感、集中力の低下を引き起こします。
雨の日に“なんとなくだるい”と感じるのは、この自律神経の変化が原因です。

■ むくみ・関節痛・古傷の痛み

気圧が下がると体内の水分バランスが乱れ、血流やリンパの流れが滞りやすくなります。
これにより、むくみや関節の痛み、過去のケガ部分の違和感が再発することもあります。

■ 気分の落ち込み・イライラ

低気圧時は酸素濃度がわずかに低下し、脳への酸素供給量も減ります。
その結果、**セロトニン(幸福ホルモン)**の分泌が減り、気分が沈みやすくなります。
天気が悪い日に「なんとなく気分が落ちる」のも、この生理反応によるものです。

3. 気圧が上昇したときの身体への影響

気圧が上がると空気の圧力が高まり、体が少し圧迫されます。
この状態では、血管が収縮し、血流がやや抑えられます。
そのため一時的に血圧上昇や緊張感を感じる人もいますが、
多くの場合は活動モード(交感神経優位)になり、気分がスッキリする傾向があります。

ただし、気圧変化の**“急な上昇”**は、頭痛持ちやメニエール病の人にとってストレスになることもあります。

4. 気圧変化が引き起こす代表的な症状

症状の種類主な原因対応策
頭痛・耳鳴り血管拡張・内耳の圧変化水分を取り、こめかみを冷やす・耳マッサージ
倦怠感・眠気自律神経の乱れ朝日を浴びる・ストレッチ・深呼吸
むくみ・肩こり血流・リンパ停滞有酸素運動・半身浴・水分補給
気分の落ち込みセロトニン不足運動・良質な睡眠・たんぱく質とビタミンB群の摂取

5. 気圧変化とトレーニングへの影響

■ パフォーマンス低下

気圧が低下すると、空気中の酸素濃度が下がり、呼吸で取り込める酸素量も減少します。
そのため、筋トレや有酸素運動時に息切れ・集中力低下・疲れやすさを感じやすくなります。

■ コンディショニングの重要性

気圧が低い日は、体のバランスが乱れやすいため、

  • ウォームアップを長めにする

  • 呼吸を意識した軽めのトレーニングに切り替える

  • 水分とミネラルをこまめに補給する

といった調整が効果的です。
逆に気圧が安定している晴天時は、筋力アップや高強度トレーニングに適しています。

6. 気圧の変化を味方にする生活習慣

■ 朝日を浴びて体内時計をリセット

朝の光を浴びることで、セロトニン分泌が促され、自律神経のバランスが整います。

■ 深呼吸・ストレッチを習慣化

ゆっくりとした呼吸は副交感神経を刺激し、気圧変化による緊張を和らげます。

■ 栄養バランスを整える

気圧変化で乱れやすい神経伝達をサポートするには、
ビタミンB群・マグネシウム・鉄分・オメガ3脂肪酸などを積極的に摂取しましょう。

■ 天気アプリや「気圧予報」の活用

最近では、気圧変化を予測できるアプリも多くあります。
「頭痛ーる」などのツールを使い、自分の体調変化パターンを把握しておくのも有効です。

7. まとめ

気圧の変化は、私たちの身体に“見えないストレス”を与えています。
頭痛、だるさ、むくみ、やる気の低下――その多くは、実は気圧に由来する自然な生体反応です。

しかし、気圧を変えることはできません。できるのは“自分のコンディションを整えること”。
日頃から睡眠・栄養・運動・呼吸を整えることで、気圧変化に強い身体をつくることができます。

天気が崩れる日こそ、自分の体と向き合い、内側から整えるチャンスです。
気圧と上手に付き合い、どんな天気の日でも最高のパフォーマンスを発揮できる身体を目指しましょう。

また、ダイエット目的の方は下記リンクより、【ダイエットを成功させるには】を是非チェックしてみてください!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

https://pgkakeru.com/【ダイエットを成功させるには】%EF%BC%8F鎌倉駅より30秒/

当店でのパーソナルトレーニングをご希望の方は、

下記、公式ラインのリンクよりお待ちしております!

https://lin.ee/9kXlgIz

店舗情報

住所:神奈川県鎌倉市御成町13-40

鎌倉駅西口から徒歩30秒

TEL:080-2144-8789

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


上部へスクロール