みなさんこんにちは!
パーソナルジムX(KAKERU)代表の長澤です!

◯記事の著者
長澤翔太
資格:NESTA -PFT,NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト,
一般社団法人 日本ゴルフフィットネス認定トレーナー
実績:2022年神奈川県オープンボディビル選手権8位
はじめに
セリン(Serine)は、非必須アミノ酸のひとつで、体内で他のアミノ酸(主にグリシン)から合成されます。
たんぱく質の構成成分でありながら、脳機能・肌の保湿・免疫の調整など、さまざまな働きに関与している重要なアミノ酸です。
また、セリンはリン脂質や酵素、神経伝達物質の材料にもなるため、美容・健康・メンタルのバランスを保つ上でも非常に重要です。
セリンの主な働き・効果

✅ 肌の潤いを保つ(保湿成分)
セリンは、皮膚の角質層に存在する天然保湿因子の主要成分の一つ。
肌の水分をキープし、乾燥やバリア機能の低下を防ぐため、美容やスキンケアの観点からも注目されています。
✅ 脳の機能をサポート
セリンは、**神経伝達物質やリン脂質(ホスファチジルセリン)**の材料として脳に関わる重要なアミノ酸です。
記憶力や集中力を高める、認知機能の低下を防ぐといった働きが期待されています。
✅ 免疫機能の調整
セリンは免疫細胞の働きを調整し、体の防御機能を正常に保ちます。
アレルギーや炎症反応を抑える働きもあり、アトピーや敏感肌の人にも役立つ可能性があります。
✅ たんぱく質やDNA合成への関与
セリンは、体の成長や修復に必要な**たんぱく質や核酸(DNA・RNA)**の合成にも関与しており、代謝活動全般を支える役割を持っています。
セリンを多く含む食品

食品 | 特徴 |
---|
大豆製品(納豆・豆腐・きなこ) | 植物性たんぱく質の代表。美容にも◎ |
乳製品(チーズ・ヨーグルト・牛乳) | 腸内環境を整えながらアミノ酸補給 |
卵 | セリンをはじめとした良質なアミノ酸を含む |
肉類(鶏肉・豚肉・牛肉) | エネルギー・筋肉づくりにも欠かせない食材 |
魚介類(カツオ・マグロ・タラなど) | たんぱく質が豊富で吸収効率も高い |
小麦胚芽・米ぬか | 健康志向の方におすすめの自然素材 |
セリンの効果的な摂取方法

✅ 食事でバランスよく摂るのが基本
セリンは非必須アミノ酸のため、体内で合成可能ですが、食事からの摂取が大切。
偏った食事では不足する可能性もあります。
✅ 乾燥肌・敏感肌対策に、保湿成分としても補給
スキンケア商品にも「セリン」は天然保湿因子の一部として配合されています。
体の内外からのアプローチが効果的です。
✅ 記憶力・集中力が気になるときに意識して摂取
学習時期や仕事のパフォーマンス向上を目指す人は、セリンを含む食品やホスファチジルセリン入りのサプリメントの活用もおすすめです。
まとめ
セリンは、肌の潤い・脳の健康・免疫の調整・代謝機能と、私たちの体のさまざまな側面を支える大切な非必須アミノ酸です。
食事からの摂取を基本とし、スキンケアや必要に応じたサプリメントも上手に活用することで、内側と外側の両面から美と健康をサポートできます。
毎日の食生活にセリンを意識して取り入れ、健やかでバランスの取れた体と心を目指しましょう!
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